なぜ「鏡で見る自分」と「写真で見る自分」が違うの？本当の自分は？

鏡の前で髪型をセットして、「よし今日の俺イケてる！」なんて思っていても、写真に写った自分を見て、「あれ？俺ってこんな顔だっけ？」って思ったことありませんか？

いったい本当の自分はどっちなのでしょうか。そして他人から自分はどのように見えているのか気になりますよね。

モテる男を目指すなら、この違いをしっかりと理解しておかなければいけません。自分の魅せ方を知ることで、より相手に良い印象を与えることができるのです。

なぜ違いができるのか

普段鏡で自分の顔を見るとイケメンに見えてしまうのは、鏡の性質が大きく反映されています。

光は正面から当てる方が、顔が若く綺麗に見えるとされています。つまり鏡を見るときに自分の顔が良く見えるのは、(鏡に反射した)光が目の前から当たっている状態であるからです。

光が正面からあたることで、あなたの顔の凹凸に影ができにくくなることから、鏡で見た自分が「カッコよく」なっているのです。

文字の書いてあるものを鏡の前に持ってくるとわかりやすいのですが、鏡の中に写っている文字は左右が反転していて読みにくくなっていますよね？

この状態はあなたの顔にも同じことが起きています。つまり鏡に映した出された自分の顔は左右が反転している状態なのです。
※正確に言うと反転しているのは手前と奥で、左右は反転しているように見えるだけなのですが、説明するとややこしいので割愛します

この状態の自分を「自分だと」認識していることから、写真に写った自分に違和感を感じるようになるのです。

人は鏡の前に立ったときに、無意識にキメ顔をしていると言われています。自分の顔が「良い顔」だと脳内で認識するために、無意識のうちに顔の筋肉が動いて「良い顔」を作り出しているとされています。

鏡や写真を使わないと自分の顔というのは認識することができません。そのため、接触機会の多い(＝毎日見る)鏡に写った自分の顔＝本当の自分の顔だと脳が判断し、より「良い顔」にしようと脳から命令が下されているのです。

このことから鏡に映った自分がカッコいいと「うぬぼれて」しまう原因とされています。

以上のことから、鏡の自分に見慣れているあなたは、鏡の自分が基準になって、自分の顔を判断しています。だからこそ写真で見る自分の顔に違和感を覚えてしまうのです。

じゃあ本当の自分ってどっちなの？と思うかもしれませんが、鏡でも写真でもどちらも本当のあなたです。

ただし、あなたから見た自分を本当の自分だとすると、鏡の自分が本当のあなたになります。

逆に、相手から見た自分を本当の自分だとすると、写真の自分が本当のあなたになります。

このサイトでは、モテる男になるための方法について書いていますので、印象を操作する意味では、後者の「相手から見た自分」を本当の自分だととらえています。

もし、(このサイトの意味での)「本当の自分」を見たいというかたは、自撮りをして自分の顔を確認するのもいいでしょうし、アプリや反面鏡を使うのもいいでしょう。

上記のものを使って、相手から見た自分の顔に慣れることが大切です。そこからどうすれば自分が「カッコよく」魅せられるかについて研究することがモテるための第一歩です。

いかがだったでしょうか。

確かにこの鏡と写真の違いって皆さんが感じている疑問なのではないでしょうか。この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。