好きな女性と付き合うには「告白」というステップを抜きにしては、付き合うことはできません。しかしどうやって想いを伝えればいいかと悩む男性も多いでしょう。
実は告白のセリフで成功率が左右されるってご存知でしたか?多くの男性はシンプルに「好きです」と想いを伝えるでしょう。けれどそれでは60点です。
じゃあ、「俺についてこい」と言ったリードするような男らしい告白が好まれるのかというとそういうわけでもありません。
そこで今回は、本当に告白のセリフしだいで結果が左右されてしまうのかという点と、理想の告白のセリフについてご紹介します。
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告白のセリフで成功は左右されるのか
社会心理学者の樋口匡貴氏らによって行われた「恋愛関係の進展に及ぼす告白の言語的方策の効果」によると、告白のセリフの違いにより、相手に与える印象が大きく異なるということが分かりました。
この研究は、告白のセリフを「単純型」「懇願型」「理屈型」の3種類に分類し、「片思いの状況」「両想いの状況」という異なった条件下による印象の違いを導きだしたものです。
告白のセリフ3種類をそれぞれのわかりやすい表現すると以下のようになります。
【単純型】
「好きです。付き合ってください」
「もしよかったら付き合ってください」
「ずっと好きでした。付き合ってください」
といったストレートに思いを伝えるスタイルです。
【懇願型】
「一生のお願いだから付き合って」
「絶対幸せにするから、付き合ってください」
「僕は、君がいないとだめなんだ。付き合ってください」
といったお願いをして交際を申し込むスタイルです。
【理屈型】
「君と話をするだけで、幸せになるんだ。付き合ってください」
「最初に会った時から、好きでした。付き合ってください」
「君の笑ったところが好きです。付き合ってください」
といった好きな理由を口にしてから思いを伝えるスタイルです。
どの表現方法でも、ありきたりで誰しもが頭に思い浮かべそうなセリフです。また一度は使ったことがあるというセリフもあるのではないでしょうか。自分がどのタイプに当てはまるかを考えて見てもいいでしょう。
そしてこの3種類の告白を被験者に5段階で評価してもらったところ、下記のような結果になりました。
この表から言えることは、「単純型」の告白が最も好印象で、次いで理屈型、懇願型となるということです。つまり片思いでも両想いでもストレートに思いを伝えるのが一番相手に響くということです。
両想いであれば、お互いに気持ちが向き合っているので、どの告白方法でもよさそうですが、片思いの場合は「単純型」と「懇願型」で受け手の印象は大きく変わってくるようです。
告白においてキラーワードはあるのか
さて告白のセリフによって相手に与える印象が変わるということがわかりましたが、では「好きです!」と単純に告白すればOKがもらえるのかというとそうでもありません。
単純に「好きです!」と想いを伝えられた場合、女性は「だから?」となってしまいます。告白において重要なのは想いを伝えることとどうしたいのかということを伝えなければいけません。
例えば「好きです!付き合ってください」という告白です。
この場合だと「好きです」という想いをストレートにぶつけ、「付き合ってください」と目的を明確にしているので、女性の返答は「はい」「いいえ」「考えさせて」の3種類になります。
「好きです」のみだと「だから?」や「で?」と答えようがありません。逆に「付き合ってください」だけだと「なんで?」や「いきなり?」と不信感を与えてしまいます。だからこそ「好きです」と「付き合ってください」を同時に伝えるべきなのです。
確実に落とせるキラーワードと言われれば、女性の返答に3つの選択肢を与えているので、確実とは言えませんが、「単純型」で、どうしたいかという「目的が明確」になっている点では、最も女性が受け入れやすい告白だと言えるでしょう。
想いは伝えなければ伝わらない
Aqua Timezの「千の夜をこえて」という曲の一節に「好きな人には好きって伝えるんだ」という歌詞があるように、想いは口にしなければ相手には伝わりません。
告白のセリフをあれこれと考えず、あなたの想いをストレートに伝え、「付き合ってください」の一言で告白は十分なんです。
「その想いが叶わなくたって、好きな人に好きって伝える、それはこの世界で一番素敵なこと」なんです。恋愛心理学において「好意の返報性」という気持ちがあり、これは「人は好意を示されると好きになる」という心理です。
つまり告白しないことには、意中の女性とも付き合えないし、たとえ告白してうまくいかなくても女性に何かしらの「意識」はさせることができるのです。告白にはそれだけの力があります。
そして、あなたが告白を躊躇している間に、意中の女性は他の男性からアプローチを受けているかもしれません。「あのとき伝えておけばよかった…」と後悔するならストレートに想いをぶつけましょう。
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さいごに
いかがだったでしょうか。
ストレートに想いを伝えることが、一番相手に響くという「当たり前のこと」のようですが、実は確証を得られなかったことではないでしょうか。あれこれ悩んでいても仕方がありません。告白に至るまでにあなたは意中の女性にさまざまなアプローチをしてきたと思います。
あとは想いを伝えるだけです。健闘をお祈りしています。
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